2017年7月17日 : 肩こり
自分で簡単にできる肩コリ解消法
肩こりが辛く仕事や、プライベートで支障がでる方に少しでもその悩みから解放されるように、自分でできる肩こりの解消法を紹介していきます。
どういう方が肩こりになりやすい
・メガネやコンタクトが合っていない
・普段から姿勢が悪い
・寝返りが出来ていない
・猫背の方
・ストレスをためやすい
・食生活が乱れている(食べる時間がバラバラ、寝る前に食べる事が多い)
これはすべてではありませんが、このように肩こりになる要因はいくつも考えられます。
主な症状
・首から背中までが重だるい、鈍い痛みがある、違和感がある
・こり過ぎて押しても感じない
・自覚症状はないが、肩を押してもらうと凄い凝っていると言われる
・目が疲れたり、歯が浮いたような感じがする
・ひどくなると頭痛や吐き気がする
・手に力が入りにくい
筋肉疲労による肩こりの原因
肩こりの原因の多くは疲労による筋肉の緊張が原因と言われています。
筋肉に負担がかかっているんですね。
筋肉の緊張が原因と言っても首、肩、背中には複数の筋肉があります。
人は2足歩行になってから、前方にいきやすくなっています。
どういうことかというと、体の重心は仙骨2番の前方にあり、お臍の下あたりに位置します。
目や鼻、口も前にあり、腕や足も前方に動かしやすくなっています。
肩甲骨が体幹と接しているのは、肩鎖関節のみになるのでどうしてもそこに負荷がかかりますし、肩が前方にいきやすくなります。
これら考えると、首が前方にでてしまったり、肩が内に入り前方に行ってしまう事は仕方がないのかもしれません。
それを支えるために頚、肩の付いている筋肉が支えたり、一時的のスッキリするだけです。
頭の重さは4~5㎏と言われています。それを支えるために頚、肩、背中には負担がかかってしまうのに、例えば、パソコン作業や、スマホを操作する姿勢で、体を丸くして首が前方に行き、肩が内に入っている方は、より首、肩、背に関する筋肉に長時間負担をかけてしまいます。
上記にも書いたように体は前にいこうとします。それを筋肉が緊張して支えてくれています。
肩がこってマッサージをしてもらうと気持ちがいいと思います。
ただ、マッサージをしても改善しない、逆にひどくなったという方は、頑張って緊張して支えている筋肉を緩めてしまうから支えることが辛くなってしまうのです。
自分でできる解消法
普段から姿勢を意識する
頚、肩に負担がかからない姿勢を普段から意識することで負担が少なくなり頭を支えるための筋肉の疲労が少なくなります。
そうはいってもなかなか毎日の業務でパソコンを使う方にとっては、わかっていてもなかなかできませんよね。まずは首、肩が楽になる姿勢を探して下さい。
例えば、パソコン作業中に肩に力が入っている人は力を抜いてみる、同じ姿勢ばかりではなく定期的に姿勢を正す。
上の絵では背中が丸くなり肩のラインより頭が前にあります。この状態を長く続けると負担がかかり筋肉に疲労が溜まりやすくなります。
肩と耳が直線状にくるように背筋を伸ばすようにして下さい。長時間は難しいと思いますが、こまめに姿勢を正すように意識してみて下さい。
筋肉の疲労を解消
お風呂に10分から15分浸かる
お風呂にゆっくり入ることで、血流がよくなることはご存知の方も多いと思いますが、それ以外にも、副交感神経が優位になりリラックスの
効果があります。とくにストレスを感じている方にはお薦めです。
蒸しタオルを頚、肩にあてる
温めることで血流改善をします。
肩甲骨を意識して肩を回す
肩がこってくると肩を回したことはありませんか?肩を動かすことは良いのですが、肩を回すなら、肩甲骨を意識して肩甲骨も一緒に動かすようにして下さい。肩甲骨には頚、背中、腰の筋肉がついているのより効果的です。
最後に
肩こりをマイナスなイメージだけで考えるのではなく、日々自分の体を支えて頑張ってくれている筋肉があることを思い出し、負担を少しでも軽くしてあげるように姿勢を意識してみて下さい。
肩こりは肩自体が問題ではなく、何らかの原因で肩こりという症状がでている結果でしかありません。
ご紹介した解消法は一時的なものにはなりますが、根本的に肩こりを改善していくためには症状を出している原因を解消していく事が大切になります。原因は1つとは限りません。肩こりは症状がでているところだけではなく、原因となっているところを調整していく事、日常生活、食生活なども関係してきます。
肩こりの辛さがとれない方は、一度当院の施術を受けてみて下さい。
松阪市のバキバキしない施術 てらだ鍼灸整骨院
☎0120−405−100