肩こりに効果のあるツボ5選
肩こりは辛いですよね。
肩こりの原因として疲労による筋肉の緊張がよく知られていますが、目の疲れ、腕のだるさ、頭痛、内臓の疲れ、ストレス、ホルモンバランスの乱れなどが原因の場合もあります。
そこで、自分でできる肩こりの対処法について効果のあるツボについてを紹介します。
まずはツボを押す時のポイント!
・基本押す強さは心地いい強さで押して下さい。
・場所は目安になります。
・場所にあまりとらわれずに押す方向を微妙に調整したり、場所を少しずらしたりして、刺激があるところを探してみて下さい。
では5つのツボについて紹介します。
●天柱(てんちゅう)
効果
首のこり、肩こり、頭痛、眼精疲労など。
場所
首の後ろに広がるひし形の大きな筋肉(僧帽筋)の外縁で、頭蓋骨の下縁と交わるところ。
探し方
僧帽筋の外縁に人差し指、中指をあて、外縁に沿って指を頭の方に滑らせていき、指が止まるところ。
押し方
親指の腹で右手は左目の方向に、左手は右目の方向をイメージして押して下さい。
押す時に親指以外の指は頭を支えると安定して押しやすいですよ。
●肩井(けんせい)
効果
肩こり、頭痛、歯痛、五十肩、眼精疲労、自律神経失調症など。
場所
第7頸椎棘突起と肩の先端を結ぶ直線状の中間点。
探し方
首を少し前に傾け、後頭部に指をあて背骨の方に指を下していくと、指が止まる所があります。
その位置に指を置いたまま、首を元に位置に戻します。そこと肩の先端を結んだ直線上の中間になります。
押し方
中指もしくは人差し指でじんわりと押して下さい。このツボは結構グッとくるので強い力でぐいぐい押したりはしないで下さい。
押しながら首や肩を軽く動かすのもいいでしょう。
●合谷(ごうこく)
効果
頭痛、歯痛、肩こり、めまい、便秘、生理痛など。
場所
人差し指と親指の骨が交わるところから少し人差し指よりにあります。
探し方
親指を人差し指に近付けた時に出来る線の先端
押し方
親指で掌の方に押すというよりは、少し内側に押すようにして下さい。ツンとする刺激があると思います。刺激がない場合は、少し方向を変えてみて下さい。ツンと来るところがあると思います。
●足三里(あしさんり)
効果
胃の疲れ、慢性胃痛、胃腸の調整、疲労回復など。
場所
膝の皿の下に手をあて、そのまま外に指をずらすとくぼみがあるので、そこから指4本分下にあります。
探し方
膝の皿の外下縁から指4本分下
他の探し方
膝下15㎝ぐらいから指を膝の方へ滑らせていくと脛骨粗面にあたります。
そこから指を外側に少し滑らせたところになります。
押し方
面に垂直に押して下さい。
じんわり押さえてツンとくるところで5秒止めます。それを4~5回繰り返してみて下さい。
押すのもいいですが、お灸をお勧めします。
※お灸はドラッグストアで売っています。
せんねん灸というのがよく知られています。
台紙が付いているので火は直接あたりません。
種類により水ぶくれになるものもあるので、軽めのお灸で試してみて下さい。
●三陰交(さんいんこう)
効果
婦人科疾患、冷え症や生理痛
場所
内くるぶしの4横指上になります。
探し方
内くるぶしの一番高いところから脛骨の際に沿って軽く指の腹で上に滑らせていくと、少しくぼんだ感じになる所があると思います。
このツボは押すのも良いですが、お灸をお勧めします。
ツボ押し注意点
お酒を飲んだ後
打撲や捻挫、擦り傷などの怪我がある場合はそこの場所は避けて下さい
やってはダメな人
妊娠中の方・・・場所により身体に悪影響を及ぼす場合があります。
最後に
ご紹介したツボを全部するのではなく自分の症状に合ったものを選んで試してみて下さい。
今回ご紹介したものは根本的に肩こりを改善するものではなく、一時的に解消するものです。
根本的に肩こりを解消したい方は当院までご連絡下さい。
松阪市のバキバキしない施術 てらだ鍼灸整骨院
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