2018年4月1日 : 頭痛
あなたの頭痛は、もしかしたら副鼻腔炎(蓄膿症)からくるものかもしれません!
鼻水が止まらない、鼻がつまる、においがわかりにくいなど、鼻の症状を伴う頭痛は副鼻腔炎が原因のものがあるので、副鼻腔炎がどのようなものか紹介していきます。
目次
1、副鼻腔炎とは?
2、症状
3、副鼻腔炎と頭痛の関連
4、副鼻腔炎でやってはいけないこと
5、病院を受診するタイミング
6、病院ではどのようなことをしてくれるのか
7、まとめ
1、副鼻腔炎とは?
顔の骨には、上顎洞、篩骨洞、蝶形骨洞、前頭洞という左右合わせて8つの空洞(副鼻腔)が鼻とつながっています。
副鼻腔炎とは、このどこかで炎症が起き、鼻腔に入った鼻水や膿がうまく外に出せずに溜まってしまう病気です。
風邪やアレルギー性鼻炎が長引くことで引き起こすこともあります。
ひどくなると発熱や頭痛、歯痛などがでます。
2、症状
主に鼻がつまる
においや味がわからなくなり
粘り気のある黄色い鼻水が出る
自分の鼻の中で嫌なにおいがするなど
副鼻腔があるところを押すと痛みがある
副鼻腔炎が慢性化すると鼻水、鼻づまりに加え大量の鼻水や分泌物が喉の方に流れる後鼻漏の症状が起こることがあります。
3、副鼻腔炎と頭痛の関連
副鼻腔炎になると、三叉神経の刺激症状が発生し、頬の痛みや、額の痛みがでます。
三叉神経の関連痛で頭痛や頭重感がでることがあります。
4、副鼻腔炎でやってはいけないこと
鼻を勢いよくすすることで、より三叉神経が刺激され頭痛がひどくなることがあります。
鼻水は、すすらずに片方ずつ、かむようにして下さい。
5、病院を受診するタイミング
風邪の後、鼻水だけが長引く
ひどい鼻詰まりが2週間以上続いてよくならない
花粉症などのアレルギー性鼻炎だったが、急に鼻水の粘度が増した。
副鼻腔炎は自然治癒する可能性が低く、放置しておくと症状が悪化しやすくなるので、耳鼻咽喉科を受診するようにして下さい。
6、病院ではどのようなことをしてくれるのか
局所療法・・・鼻腔や副鼻腔に溜まった膿や粘り気の強い鼻水を生理食塩水などで洗浄、除去したり、患部に抗菌薬を噴霧したりするネブライザー治療があります。
薬物療法・・・抗生物質による治療
手術・・・局所療法や薬物療法で効果が得られない場合に、手術が検討されます。
7、まとめ
鼻の症状が続いていて、頭痛や頭重感があり、頭痛薬を飲んでも治まらない方は、副鼻腔炎が慢性化しているかもしれません。
自然に治癒することが少ないため、気になる方は、耳鼻咽喉科を受診してください。
松阪市のバキバキしない施術 てらだ鍼灸整骨院
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