2017年12月24日 : 腰の痛み
寝ると腰が痛い、寝る時ってどんな体勢がいいの?
腰が痛い時にどのような寝方をしたらいいのか迷ったことはありませんか?
腰の痛みといっても原因や症状によっていろいろあります。
今回は腰痛持ちの方がどのような寝方をすると痛みがでにくいのか、横になるのも辛い方がどのような姿勢で寝ると痛みがでにくいのかを、ご紹介していきます。
目次
1、自分がどのような腰痛なのかを知る
2、寝方
2-1、理想的な寝方
2-2、腰を反った時に痛みがでる方
2-3、反った状態の方が腰が楽な方
3、まとめ
1、自分がどのような腰痛なのかを知る
まずは自分がどうのような腰痛なのかを知りましょう。
慢性腰痛
ぎっくり腰
坐骨神経痛
腰椎椎間板ヘルニアなど
どんな姿勢、動きで痛みが出るかを知る
体を前に倒したとき
体を後ろに倒したときなど
自分の腰の状態を知ることで対処しやすくなります。
2、寝方
2-1理想的な寝方
基本的には自分が寝やすい寝方でいいと思います。
例えば、横向きになり体を丸める、うつ伏せでないと寝つきが悪いなど、個々により寝つきがいい体勢があると思います。
それはリラックスできているのでいいのですが、痛みが出るということは体に負担がかかっているということになります。
寝ていて痛みが出る人とでない人の違いは何なのでしょう。
寝て腰痛がでる人すべてではありませんが、一つ言えることは寝返りができていないということです。寝返りをすることで体にかかっている負担を解消します。
例えば子供と寝ていると、寝返りしないように寝てしまいます。
個人差にもよりますが、寝返りを実際に数えたことはありませんが、睡眠7時間で10回から20回ぐらいするのではないのでしょうか?この寝返りにより寝ているときの体にかかる負担を解消しています。
しかし、寝ているときに無意識に寝返りをしているので、自分でコントロールできません。
ただ、寝る場所、寝る時の気持ちで寝返りをしないようにすることはできます。
例えば、ベッドで寝ていて落ちたことはありませんか?僕は落ちたことがあります。しかし一度だけです。それはこれ以上寝返りをすると落ちると覚えたからです。
寝返りができないような狭い場所で寝ていると初めは寝返りをしようとしますが、寝返りをしなくても寝れるようになり、寝返りをしようとしなくなります。体がそれに慣れてしまうんですね。
子供と寝ているか方も同じで、寝返りをすると子供に当たったり、起こしてしまうといけないので、寝返りをしないようにします。初めのうちは寝返りをしていたかもしれませんが、慣れてくると寝返りをしようとしなくなります。
それを考えると、寝返りができていないと思う方は、環境を変えれば寝返りができるようになるということです。
寝るスペースを広げる
寝返りをしてもいい、少しでも腰痛を解消しようと寝返りをしようと思うことで寝返りができるようになります。
痛みで寝れない、寝返りが痛くてできない方
症状により痛くて寝返りができない、横になるのも辛いという方は、まずは痛くない体勢を探し、寝れることが大切になります。
2-2、腰を反った時に痛みがでる方
腰を反った時に痛みがでる方は、腰を丸めると楽だと思います。そのような方は、横向きになり体を丸める姿勢で寝ると痛みが出にくいです。抱き枕や、膝と膝の間にクッションを挟むと、より快適になると思います。
上向きで寝る場合は、バスタオルを丸めて膝の下に入れます。クッションでも何でもいいです。大事なことは膝が曲がり、膝が浮いていないことです。膝を曲げてもクッションがないと膝が浮いてしまいます。膝を曲げることによりベッドと腰の間にある隙間が少なくなると思います。軽く丸めたタオルをお尻の下の方に挟むとより安定します。要は上向きで横向きに近い体勢をつくるわけです。
2-3、反った状態の方が腰が楽な方
上向きで寝て、腰にタオルを入れることにより腰が反ります。タオルが高すぎると腰に負担をかけるので上向きで寝た時に腰に隙間がある方は、その隙間をうめるぐらいの高さが理想です。
隙間がない方は、フェイスタオルを用意して高さを調整してみて下さい。一回たたんで入れるだけでも感じが変わったりしますので、自分の心地いい高さを探してみて下さい。
無理に反らそうとしないようにして下さい。
これらは痛くて寝返りができない方、もしくは、痛みが出ない体勢で眠りたいという方の体勢になります。
寝る時に痛みがなかったり、寝返りできる方は、これをしてもあまり意味がないと思います。
3、まとめ
寝る体勢は自分が楽な姿勢で寝れるのが理想です。自分の寝やすい体勢で寝れないということは、どこかしらに不調があるということです。
今回紹介した寝る体勢は、痛みで寝れない方がどのような体勢で寝ると寝やすいのかをお伝えしました。参考にしてみて下さい。
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