頭痛、吐き気を伴うひどい肩こり、病院は何科を受診すればいいの?
肩こりで病院を受診できるのか心配される方もいると思いますが、肩こりでも病院を受診できます。
肩こりと言っても人により感じ方が違いますし、肩こりを引き起こす原因も1つではありません。
一般に肩こりの原因の多くは筋肉の疲労による緊張が原因と言われていますが、肩こりだけでなく、頭痛やめまい、吐き気、手足のしびれ、以前に比べ力が入りにくくなったなど、今までにない肩こり以外のこれらの症状が出た場合は、脳に異常があるケースもあるため、まず脳神経外科を受診されるといいでしょう。
脳、頸椎、脊髄の検査ができます。肩こり以外に重大な疾患が隠れていないかを判断することが大切になります。
そこで異常がなければ、脳に異常がないということなので、肩こりの原因は他にあるということになります。原因によって受診する科は違います。
症状からみる病院選び
・慢性的な肩こりがひどいけど、他に気になる症状がない
整形外科
何科を受診すればいいかわからない場合は、まずは整形外科に行くとよいでしょう。
整形外科での肩こりの治療としては、電気をしたり、温めたり、牽引したり、シップや薬を処方されます。
・慢性的な肩こり以外に、目の疲労や、目の渇きも気になる
眼科
パソコン作業をする方は目を酷使すると思いますが、メガネやコンタクトレンズが合っていないとより目が疲れます。
眼科で視力検査をしてみて下さい。ドライアイの方は、目薬を使うことも1つの改善方法になります。
メガネやコンタクトを変えるだけで、肩こりが楽になったという方は実際に何人もいます。
・更年期に入り、肩こり以外に、めまい、動悸、息切れも気になる
婦人科
女性の場合、更年期障害により、肩こり、めまい、汗が出やすくなった、めまい、動悸、息切れなどがでる場合があります。
これはホルモンバランスも関係している事も多いので、肩こりのみというだけでなく、総合的に診てもらいましょう。
・肩こり以外に、イライラする、気分がすぐれない、常に疲れが身体からとれない、胃の調子がすぐれない
心療内科
肩こりは、心因性のものもあります。いわゆるストレスによるものです。この様な方は心療内科を行くのも1つです。
病院を受診するのに重要な事
肩こりだけでなく、どのような症状でも病院を受診する際は、自分の症状を伝える事が重要になります。いざ先生を前にして話そうとしても、症状をうまく伝えられないこともあります。自分の症状をしっかり伝えられるように、紙などに書いて準備をしておくといいでしょう。そうすることで、気になることがあれば、他の病院を紹介してくれる場合もあります。
先生に症状を伝えるポイント
・いつから症状がでているか
・自分で思い当たる原因
・どのような症状か?(ドーンと重い、ズキズキ痛む、張り感があるなど)
・何をしている時に肩こりが気になるか(仕事中にパソコンをしている時、家でソファーに座ってリラックスしている時、寝ていてもなど)
・既往歴(今までにかかった病気など)
・肩こり以外にも気になる症状(目が疲れる、手にしびれがでる、めまいがある、心配事が多く、胃の調子がすぐれないなど)
・肩こりの症状がひどくなっているか
・肩こりの症状で他の病院や治療院でみてもらったことがあるか
最後に
頭痛やめまい、吐き気、手足のしびれ、以前に比べ力が入りにくくなったなど、今までにない肩こり以外のこれらの症状が出た場合は、一時的なものとは考えずに、早めに脳神経外科に行って下さい。
それで異常がなければ一安心です。後は肩こりを引き起こしている原因をみつけて、それを取り除いていくことで肩こりは解消していきます。
原因がわからずに、肩こりの症状で悩んでいる方はぜひ当院の施術を受けてみ下さい。
松阪市のバキバキしない施術 てらだ鍼灸整骨院
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